鑑真(台東区)

設置場所:東京都台東区上野公園 池之端交番奥の不忍池畔
制作者:呉為山(1962-)
除幕式:2022年11月20日
第一画像提供:たぐってぃさん
本画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:中日国交正常化50周年を記念して、本像が中国美術館から東京都に寄贈された。1200年余り前に、中国唐代の高僧・鑑真和上(688—763)は日本への渡航を試みました。5回にわたる失敗などの苦難を乗り越え、6回目にようやく成功しました。日本に着いたのは735年です。鑑真和上は日本で仏教を広め、さらに唐招提寺の建立に尽力しました。また唐の文化を日本に普及させ、日本の医学、建築、芸術などの発展に大きく貢献しました。
本像の制作者で、中国美術館の呉為山館長の略歴は次の通りです。
1962年 江蘇省東台出身
1981年 無錫芸術工芸学校彫刻科卒業
1987年 南京師範大学美術学部卒業、教師として留まる
1991年 北京大学心理学修士号 南京師範大学彫刻教育研究部門教師
1996年 欧州陶磁器作業センターの上級客員研究員
1998年 南京大学教授、南京大学が彫刻芸術研究所設立
2003年 作品「眠っている少年」がイギリスの「パンゴリン賞」受賞(50年ぶりにアジアのアーティストが受賞)
2004年 作品「林散之」が中華人民共和国第10回美術展の優秀賞」
2008年 第11回中国人民政治諮問会議全国委員会会員、江蘇芸術家協会副会長 
2009年 中国美術学院の美術研究所顧問、中国彫刻研究所学部長、全国都市彫刻美術委員会監査
2010年 日中友好交流貢献賞
2012年 フランス美術協会からフランスルーブル国際美術展金賞
2018年 中国芸術家協会副会長
設置場所:東京都台東区上野公園 池之端交番奥の不忍池畔

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