By 林 久治2024年6月14日Category: 00.乱歩(林久治), 13.東京都の銅像, 北多摩(北部), 多摩地域Tags: 芸術家 設置場所:東京都小平市 彫刻の小径(小平駅側)制作者:齋藤素巖制作時期:1964年画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 設置経緯:小平グリーンロードは、武蔵野の面影が残る小平市内をぐるりと1周する、全長21kmもの緑道。小平グリーンロードのコース中、小平駅と花小金井駅間の沿道には、ブロンズ像17作品が展示されている。特に、この区間は「彫刻の小径」と名付けられている。彫刻の小径に展示されている作品の作者は齋藤素巖(さいとう・そがん、1889—1974)。素巖(本名は知雄)は東京市牛込区生まれ、東京美術学校の西洋画科を卒業。1913年、英国へ渡り、ロイヤル・アカデミーで彫塑を学んで1916年に帰国。東京・本郷菊坂町に落ち着き、のちに田端文士村に転居。1943年から1974年に亡くなるまでのおよそ31年間、小平市内にアトリエを構えて数多くの作品を創り出した。本像の題名は「老人」であるが、素巖の自彫像である。 設置場所:東京都小平市 彫刻の小径(小平駅側)