道元禅師(横浜市緑区)

設置場所:横浜市緑区長津田6-6-24 大林寺本堂横
制作者:不明
設置時期:1995年11月
寄進者:河原玄三郎・幸江
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:道元禅師(1200年1月26日—1253年9月29日)は、鎌倉時代初期の禅僧で、日本における曹洞宗の開祖。永平寺などを創建。曹洞宗では「高祖承陽大師」と尊称される。
道元さまは廿四才の時真実の仏法を求め海を渡り中国寧波港に至り更に運河を渕江され小白村という寒村に上陸しこれから修業される天童寺の山並を仰ぎ見る若き日のお姿です。修業は厳格でしたが厳しく慈悲深い師如浄禅師の親切な指導により遂に大悟徹底されました。如浄様はただちに印可され更にお釋迦様より達磨大師相伝せる真実の仏法を相続された事を証明されました。早く日本に帰り真の求道者を指導してあげなさいとの師の勧めもあり一二二七年秋帰国されました。帰国後は本師如浄様の戒めに従い王侯貴族武門の権力者に親近せず政治権力におもねる事なく王城の地に住さず深山幽谷の地越前国草深き志比の庄に草庵を結び永遠な平和を祈り永平寺と名付けられ座禅に励み眞固の弟子を育成し庶民の心の中に安心と佛心を植えて歩かれました。又北条時頼公より二千石の土地の寄進がありましたが此を受けず貧しき老婆の捧げる一勺の米の尊さを弟子に知らしめ又天皇より紫衣を賜りましたが再度拝辞せる三度目に拝受すると高閣に納め一生身に付けませんでした。禅師は一生を救世の誓いの中に生き清貧にして孤高のご生涯でした。良寛桃水は法孫です。門葉一万五千ケ寺です。
設置場所:横浜市緑区長津田6-6-24 大林寺本堂横

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