By 林 久治2023年11月22日Category: 00.乱歩(林久治), 26.京都府の銅像, 上京区, 京都市(洛中)Tags: 女性, 平安時代, 文豪 設置場所:京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397 廬山寺本堂玄関制作者:金井征之(株式会社アート大佛・代表)建立時期:不明奉納者:福井正憲(老舗茶舗・福寿園会長)・福井公子画像提供:林久治⇒銅像探索記/f 設置経緯:廬山寺は、比叡山天台18世座主元三大師良源によって天慶年中(938年~947年)に船岡山の南に創建。天正年間(1573~1593)に現在地に移転。日本人で唯一人「世界の五大偉人」に選出され、フランスのユネスコ本部に登録された世界最古の偉人並文豪紫式部は、「平安京東郊の中河の地」すなわち現在の廬山寺の境内(全域)に住んでおりました。それは紫式部の曽祖父、権中納言藤原兼輔(堤中納言)が建てた邸宅(堤第)であり、この邸宅で育ち、結婚生活を送り、一人娘の賢子を産み、西暦1031年に五十九歳ほどで死去したといわれております。紫式部は藤原香子と呼び、「源氏物語」「紫式部日記」「紫式部集」などは、ほとんどこの地で執筆されたものであります。そのため、世界文学史上屈指の史跡、世界文学発祥の地とも言われております。この遺跡は考古学者角田文衛博士によって考証されたものであります。そして昭和四十年十一月、境内に紫式部邸宅跡を記念する顕彰碑が建てられました。また「源氏物語」中の「花散里の巻1」にでてくる屋敷はこのあたりであったろうといわれております。 設置場所:京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397 廬山寺本堂玄関