佐藤達次郎(杉並区)

設置場所:東京都杉並区和田1-49-8 女子美術大学 杉並キャンパス 校庭
制作者:桑原巨守(1927 – 1993、女子美教授) 
建立:1966年10月30日 創立60周年記念
寄贈:女子美友和会(学校法人女子美術大学 教職員一同)
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f

設置経緯:佐藤達次郎(1868年12月20日 – 1959年7月20日)先生は、日本の明治から昭和における外科医。初代東京医学専門学校長・第3代順天堂医院長・初代順天堂大学長・女子美術大学理事長と初代学長を歴任。達次郎は、若狭国三方郡西郷村(現福井県三方郡美浜町金山)の漢方医河合貞輔の次男として誕生した。1884年に上京して獨逸学協会学校で学び、大学予備門に入学。1887年に第一高等中学に転入し、1892年に東京帝国大学医科大学に入学した。1896年12月同大学を卒業。達次郎は大学卒業前に順天堂堂主である佐藤進の養子となった。大学卒業後の1897年5月ヨーロッパに私費留学し、ドイツ・ベルリン大学などで外科学を中心に学び、1900年7月帰国し順天堂医院で外科を担当する。1909年頃より、達次郎は佐藤進より順天堂運営の一切を受け継ぐ。1918年4月、達次郎は高橋琢也と共に東京医学専門学校を設立し校長に就任。1921年、女子美術学校の第2代理事長・第4代校長に就任。1943年12月、東京医学専門学校長を辞任し、順天堂医院と順天堂医事研究会を母体に順天堂医学専門学校を開設し、同校の初代理事長兼校長兼教授に就任。1946年5月、戦後の医学教育制度大改革の中、順天堂医学専門学校は順天堂医科大学となり、初代理事長兼学長に就任。
本像の台座に設置された銘盤
設置場所:東京都杉並区和田1-49-8 女子美術大学 杉並キャンパス 校庭

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