設置場所:京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31 壬生寺壬生塚
造形:田邉真一郎(1973-、三重県志摩市出身・在住)
施工:四津川製作所
除幕式:2023年7月16日 新選組結成160年
画像提供:林久治⇒銅像探索記/f


壬生寺境内の「壬生塚」には、芹沢鴨や平山五郎らをはじめ、新選組隊士11名の墓や慰霊碑、そして教科書にも載るほどの有名な「近藤勇像」などがあります。近藤勇の胸像は、今から約50年前の1971年、俳優の故上田吉二郎氏が発起人となり、沢山の方々の寄付により建立されました。建立委員会は1863年の新選組結成からまもなく160年を迎える節目に、新選組という組織の基礎を作り上げ、隊士たちの結束を取りまとめた土方歳三の足跡が壬生にはあまり見えていないことにも気付きました。「ここには土方歳三の胸像もあるべきではないか・・・」奇しくも京都にはまだ1体も土方歳三の像は存在していません。局長より少し遅れての建立にはなりますが、50年前の先人たちが力を合わせ、想いとともに残した近藤勇像に倣い、今回はクラウドファンディングを活用し、共感いただける皆様と一緒に土方歳三像の建立の実現を目指します。
7月16日は有名な「池田屋騒動」が起こった日。この日は毎年壬生寺において「新選組隊士等慰霊供養祭」が行われており、全国からたくさんの新選組ファンや、関係者が一堂に会します。2023年のこの日に、皆様の前で建立された土方歳三像を発表できるよう、クラウドファンディングでの目標金額達成を目指します。

設置場所:京都市中京区坊城通仏光寺上ル壬生梛ノ宮町31 壬生寺壬生塚