By 林 久治2021年10月2日Category: 13.東京都の銅像, 23区:城西, 渋谷区Tags: 作曲家 設置場所:東京都渋谷区神宮前1-16-3(ブラームスの小径)レストラン「ジャルダン・ド・ルセーヌ」の前庭制作時期:1985 年制作者:不明(胸像にサインがあるが不鮮明)画像提供:林久治⇒銅像探索記/f ヨハネス・ブラームス(Johannes Brahms、1833年5月7日 – 1897年4月3日)は、19世紀ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。J.S.バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)と共に、ドイツ音楽における三大Bとも称される。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没する。作風はおおむねロマン派音楽に属するが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強い。ベートーヴェンの後継者ととらえる人もおり、指揮者のハンス・フォン・ビューローは彼の『交響曲第1番』を「ベートーヴェンの交響曲第10番」と評した。 設置経緯:賑やかな竹下通りとは打って変わって静かな「ブラームスの小径」は、ヨーロッパの路地の雰囲気を醸し出しています。以前は、この道のところに川が流れていました。明治神宮御苑の「清正井戸の湧き水」の支流で、今も道の下を流れているはずです。日本ではまだヨーロッパ旅行は盛んではなかった時代に、このレストランの前オーナー諸岡さんという方が「気軽にヨーロッパ旅行の気分を味わえるように」と考えて、この川をフランスのセーヌ川に見立て、その両脇に建てたと言われています。「ブラームスの小径」命名の由来は、諸岡さんがフランソワーズ・サガンの日本語訳をした朝吹登水子さんと知り合いで、サガンが来日した時(1983年)ここを訪れて、サガン氏の著書「ブラームスはお好き」にちなんで命名してもらったとの事。