設置場所:埼玉県ふじみ野市長宮2-2-4 長宮氷川神社境内の「出会いの泉」 建立時期:1992年9月 製作者:柳沢豊郷 画像提供:林 久治⇒銅像探索記/f
設置経緯:本像はトップレス姿で、なかなか妖艶である。建速須佐之男命は、簸之川(ひのかわ)のほとりで上流から流れてきた 箸を見て、河上に人の住んでいることを知り、訪ねのぼっていき、脚摩乳命(あしなづちのみこと)、 手摩乳命(てなづちのみこと)夫婦と、その娘・奇稲田姫(くしなだひめ)に出会った。そして、奇稲田姫が、八岐大蛇(やまたのおろち)の生贄にされようとしていると聞き、 須佐之男命は、八岐大蛇を退治して、奇稲田姫を救い、妻に迎えたと神話は記している。その神話をもとにして、河上の泉の流れで、須佐之男命が奇稲田姫とはじめて出会ったときの情景を 想像し、創作されたのがこの「出会いの泉」である。
長宮氷川神社境内の「出会いの泉」像(製作者:柳沢豊郷)